まず覚えておきたいのは、“鮮度の高さ”。ここは隣接の山田鮮魚店が市場で直接仕入れ、できるだけ加工を抑えて持ち込むスタイル。
だからネタの香りや食感がダイレクトに来る。季節感を大事にしていて、メニューはこまめに入れ替え。
行くたびに「今日は何が乗るんじゃろ?」とワクワクします。
営業時間→昼 11:00~14:00(コースのみ席予約可)/夜は土曜のみ 18:00~22:00(要相談・予約推奨)
店休日→水曜
※売り切れ次第閉店の場合あり。最新情報はSNSでの案内もチェックを。
電話番号→082-848-3000
駐車場→店舗横にあり
外観は落ち着いた和食処。
扉を開けると、清潔感ある店内にカウンターとテーブルが並び、おひとりさまでも入りやすい空気。
お昼は地元の常連さんで賑わっていて、時間帯によってはちょっと待つことも。回転は早め。
スタッフさんの声かけも気持ちよく、初訪でも肩の力が抜ける感じ。
この日の目当て、海鮮丼定食(1,350円)。まず器の配置に“らしさ”が光ります。ネタとご飯は別皿。
刺身皿には、その日いちばん状態のよいネタが色とりどり。
赤身はきゅっと旨みが締まって、脂がのった切り身は舌の上でほどける。エビの甘みもいいアクセント。
ご飯はややかため炊きで、刺身を乗せてもべちゃっとしないバランス。小鉢と味噌汁が脇を固め、定食の満足感がぐっと上がります。
食べ方は二段構えがおすすめ。
まずは刺身を一切れ。醤油&わさびでキュッと。
後半はご飯の上に豪快にのっけて“海鮮丼”化。別皿スタイルだから、味のリズムを自分で作れるのが楽しみのひとつ。
さらに嬉しいのがご飯大盛り無料。おかわりは+100円なので、がっつり派も安心。
茶碗蒸し(+550円)を足せるのも魅力で、出汁のやさしさが刺身の余韻と相性抜群。
ランチでこの組み合わせは、ちょっとしたご褒美です。
刺身で季節を感じたい日、ちょっといい魚でお腹も心も満たしたい日。
安佐南区で“魚の気分”になったら、「旬や たか」を思い出してみてください。きっと「また来よう」と思わせてくれるはず。