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「世界でいちばん透きとおった物語」あらすじ感想 著者:杉井光 仕掛けに鳥肌必至、気付いたら絶対に戻ってしまう

「世界でいちばん透きとおった物語」

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書籍情報

出版社:新潮文庫

発売日:2023/4/26

著者:杉井光

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫nex(ネックス)) [ 杉井 光 ]

価格:737円
(2023/6/20 11:45時点)
感想(6件)

「世界でいちばん透きとおった物語」どんな本

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去したことから始まります。

宮内は妻帯者でありながら、多くの女性と関係があり、その一人の子供がこの物語の主人公藤坂燈真です。

燈真は、母親が不慮の事故で亡くなった後、宮内の長男からの連絡により、

父が遺した「世界でいちばん透きとおった物語」という遺稿を追い求めます。

亡くなった母親は校正者で、一緒に仕事をしていた文芸編集者の霧子の力も借りながら、

業界関係者や愛人などを調べていく。

たどり着く真実に驚愕する。。。

感想

ネタバレ厳禁という情報のみで臨みました。

内容的には先読みできる部分もありましたが、

最後の仕掛け、は謎解きが始まってから気が付きました。

これは読んでみないとわからない衝撃ですね。。。

比較的新しい書籍にも関わらず、なぜ文庫版なのか、というのも読む前に思っていました。

全てまるっとスッキリする最後の仕掛けに大注目です。

父親のしたことを考えると、許せないなあと思いますが、

やっぱり親子なんだな、という感覚です。

ストーリーだけでなく、本に詰まったミステリーが素晴らしい作品です。

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