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『黄色い家』あらすじ感想 ≪著者:川上未映子≫ 金によって狂わされた少女たちの物語

『黄色い家』

黄色い家 川上未映子

書籍情報

出版社:中央公論新社

発売日:2023/2/20

著者:川上未映子(シャンデリア、乳と卵、ヘヴン 等)

黄色い家 (単行本) [ 川上未映子 ]

価格:2,090円
(2023/6/20 17:38時点)
感想(2件)

「黄色い家」どんな本

主人公の少女、花が40歳になっている状況から話が始まります。

若い時に一緒に過ごしていた黄美子、蘭、桃子の事を思い出し、、、

物語のほとんどは花が高校生から20歳くらいまでの話。

母親・愛の元を離れるためにお金を貯めていた花、

それを母親の彼氏に盗まれてしまい、母親の知り合いの黄美子についていくことに。

それから黄美子・蘭・桃子との共同生活が始まり、

幸せな瞬間もありますが、ほとんどお金を稼ぐために生きていく。

その中で犯罪に手を出してしまい。。。

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感想

一人ひとりの心境の変化を描くのが上手で、

変化の激しさに引き込まれる感覚でした。

正直な感想を書くと、最初にどうなるのかが分かっているので、

ちょっと先読みできてしまう展開でした。

この後どうなるんだろう!はあまり無かった。。。

金についての話が多く、登場人物に感情移入できない事が多かったです。

最後の最後に救われる感覚がありますので、

同じように感じてしまっても最後まで読んでみてほしいです。

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