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『汝、星のごとく』著者:凪良 ゆう 人の価値観、幸せは他人には測れない。主人公2人の

『汝、星のごとく』

本屋大賞受賞作です。

汝、星のごとく

書籍情報

出版社:講談社

発売日:2022/8/4

著者:凪良 ゆう(流浪の月、滅びの前のシャングリラ 等)

汝、星のごとく [ 凪良 ゆう ]

価格:1,760円
(2023/6/20 18:09時点)
感想(10件)

「汝、星のごとく」どんな本

高校生の暁海(あきみ)と櫂(かい)の出会いと、

大人になり成長する姿を描く物語。

瀬戸内の島が物語の舞台です。

複雑な家庭で育った二人がお互いに惹かれ、心の中で支えあいながら生きていく。

暁海⇒母親と父親がいるが、父親は家にいない、ほぼ不倫相手の家に

櫂⇒母親と二人暮らし、母親がスナックをやっていて男にハマりやすい

大人になった二人が最終的にどうなるのか、は実際読んでみてください。

感想

プロローグと最初のさわりを読んだとき、

あ、この二人は幸せになれないんだ、と思いました。

でも、幸せという価値観は周りではなく、本人次第なのだと読んで感じました。

プロローグとエピローグはほぼ同じ内容でしたが、

読む前と読んだ後で全く印象が変わります。

これだけ心情を丁寧に書かれる作家さんはなかなか居ないので。

素晴らしい作品だと感じました。

物語の結末は言えませんが、2人の恋や人生に心が動かされます。

まだ読んでいない方は是非読んでみてください!

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