『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』著者：時田ひさ子　自分も含めて、こんな人多いよねと共感できる本。「やりたいこと」に対してのストレスがなくなる

『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』

『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』　どんな本

好奇心旺盛なのに、やりたいことがわからない、

という人に向けた本。

「かくれ繊細さん」とは共感能力が高く繊細で傷つきやすい側面を、

外向性、社交性、積極性、好奇心旺盛さという別の側面によって

表面化しないようにカバーしている人たち。

あ、自分もそうだなって感じる人も多いと思います。

そういった方は読んでみたらいい本かもしれません。

１．もしかして「かくれ繊細さん」かも

２．かくれ繊細さんに秘められた10個の才能

３．かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方

４．かくれ繊細さんが才能を発揮して活躍するコツ

の４章で構成されています。

①何をやりたいと思っているのか明確にならない

②やりたいことはわかっているが、思い切って踏み出せない

上記に当てはまる人は是非手に取っていただきたい本です。

感想

読み進めていくと、自分も当てはまる所あるな、と感じる事が多々ありました。

かくれ繊細さんの特徴として、真逆の性質があるという記載があります。

・競争好きであると同時に、協調性と富む

・支配的であると同時に従順

等です。

皆社会ではある種の仮面を被っている事が多いと思うので、

ほとんどの方が真逆の性質は当てはまるような気がしました。

なので、全て当てはまらなくても自分が気になる所だけピックして、

心に留めておくだけでも違うと思いました。

また、私は多くの方と関わってきましたが、

「かくれ繊細さん」は少なくないと感じたので、

自分の周りにそういった方がいた場合、という観点から読み進めるのもおススメです。

個人的には「やりたいこと」は頑張らなくていい、仕事にしなくていい、

等の言葉が心に響きました。

もちろん、マネタイズできる事なら好ましいですが、

「やりたいこと」に対して「こうあるべきだ」とバイアスをかけてしまうと、

ストレスになるので、「やりたいこと」に対する安心感が生まれた気がします。