広島のグルメや遊び場、感じたままに伝えます

『数値化の鬼』著者:安藤広大 根性論ではなく数値で語る重要性、日本人に足りていない合理的な思考を学べる本

今回紹介する本は

「数値化の鬼」著者:安藤広大

数値に置き換える事ができない言葉で溢れている昨今、

まずは数値化することが重要と教えてくれる本です。

「リーダーの仮面」の著者の本です

「数値化の鬼」著者:安藤広大

書籍情報

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2022/3/2

著者:安藤広大

数値化の鬼 [ 安藤広大 ]

価格:1,650円
(2023/6/20 18:48時点)
感想(20件)

「数値化の鬼」どんな内容?

数値化する事で「仕事ができる人」になるためのメソッド

ステップとして5つにわけて説明してくれています。

  • ステップ①「行動量を増やす」→自分の行動の量を数を正確に数えること
  • ステップ②「確率のワナに気を付ける」→割り算による安心感のワナに気を付けること
  • ステップ③「変数をみつける」→仕事の中で何に集中するか考えること
  • ステップ④「真の変数に絞る」→無駄な変数を削り、さらに重要な変数に絞り込むこと
  • ステップ⑤「長い期間から逆算する」短期的と長期的、2つの軸で物事を見ること

内容はわかりやすい内容で、順序もすんなりはいってきます。

最終的に数値化できないものがある、という話も出てくるので、

そこは鬼になろうよって思った部分もありますが、

自分に足りていない要素を見るけるツールになると思いました。

感想

ステップの中で、③「変数を見つける」④「真の変数に絞る」

というのが重要だと感じました。

変数とは、その事柄の中で変化を加えることができ、

さらに定数(変化を加えることができないもの)に影響を与えるものです。

この変数を見つける作業について詳しく教えてくれているのですが、

私自身「仮説」つまり経験からくる「こうだろう」という決めつけで変数を決めていたと思います。

アドバイスや経験は「仮説」として考え、

ステップ④で出てくる真の変数に向き合わなければ成果は生まれないと感じました。

仮説から変数を見極め、本当に必要な「真の変数」に対して、

100%行動することが重要で、

それでもうまく行かなかったときは変数を変化させる勇気を持つことが大切になります。

変数に迷っていたら、ぜひこの本を手に取ってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP